こんにちは。株式会社クリーブ HR部のサナです。
今年(2021年)の5月まで新入社員研修を受けていました。
技術研修(プログラミング研修)をしている中で、「なるほどな」と思った考え方を絵にして皆さんに分かりやすいように発信したいなと思い、記事を書いています。
今回はJavaの演算子についてです。
前回の復習
前回の記事では配列について説明しました。
配列は、同じデータが複数集まったものです。
データを入れる箱が連なったもの、というイメージでしたね。
まだ読んでいない、忘れてしまったという方は是非前回の記事も読んでみてください。
演算子って何?
いろいろ種類がありますが、ざっくり言うと、
数学で使っていた、+ とか - のような記号のことです。
Javaで使う演算子は算術演算子、比較演算子、論理演算子などがあります。
算術演算子とは
算術演算子は計算式を作ることができる記号です。
数学で使っていたものと同じだったり、異なっていたりします。
剰余のところからわからなくなりそうなので例を用いて説明しますね。
ちなみに、イコール(=)は代入演算子でしたね。
(代入演算子についてはこちらの記事で説明しています)
%(剰余)
これは割り算したときの余りを表します。
15÷2をした時の余りを表したいときに15%2と書きます。
i =15%2
上記の式だと、iには1が代入されていることになります。
+=(加算代入)
これは、左辺と右辺を足した答えを左辺に代入するという意味です。
A+=Bを数学の計算式に置き換えるとA=A+Bです。
-=(減算代入)
これは、左辺から右辺を引いた答えを左辺に代入するという意味です。
A-=Bを数学の計算式に置き換えるとA=A-Bです。
*=(乗算代入)
これは、左辺と右辺を掛けた答えを左辺に代入するという意味です。
A*=Bを数学の計算式に置き換えるとA=A×Bです。
/=(除算代入)
これは、左辺を右辺で割った答えを左辺に代入するという意味です。
A/=Bを数学の計算式に置き換えるとA=A÷Bです。
%=(剰余代入)
これは、左辺を右辺で割ったときの余りを左辺に代入するという意味です。
A%=Bを数学の計算式に置き換えるとA=(A÷Bの余り)です。
++(インクリメント)
これは、1を足すという意味です。
A++を数学の計算式に置き換えるとA=A+1です。
–(デクリメント)
これは、1を引くという意味です。
A–を数学の計算式に置き換えるとA=A-1です。
また、加算の意味の+の算術演算子は、文字列をくっつけることもできます。
比較演算子とは
比較演算子は数学で言うところの < とか ≧ みたいに、値を比較する記号のことです。
== は数学で言うところの =、!= は ≠、<= は ≦、>= は ≧
と同じですね。
算術演算子よりも覚えやすいでしょうか?
文字列を比較するとき
文字列を比較するとき、比較演算子は使えません。
比較演算子の代わりにequalsという名前のメソッド(関数)を使います。
equalsは英語で「等しい」という意味ですね。
String型の変数s1とs2に入っている文字列が等しいか否か比較したいときに、s1.equals(s2); という風に書きます。
真(true)というのは「正しい」という意味です。
s1とs2が等しければ、コンピュータが「正しいですよ」、と返してくれるというわけです。
また、「異なる」は偽(false)です。
論理演算子とは
論理演算子は、主に条件文を書くときに使います。
&& は and、|| は or、! は not という感じです。
比較演算子でもそうだったように、!はnotという意味ですね。
まとめ
Javaで使う演算子について説明しましたが、いかがだったでしょうか?
基本的には数学で使っていた記号と同じような意味なので、それと比べて違う意味のところを中心に覚えてみてはいかがでしょうか?
また、equalsメソッドも忘れないようにしておきましょう!
次回はif文について説明する予定です。
また見に来てくださいね。
おまけ
株式会社クリーブのHPや公式SNSにぜひ遊びに来てください!
「こんな動画作ってほしい」「業界のこういうこと知りたい」
などありましたら、TwitterやInstagramのDM、TikTokやYouTubeのコメントなどで、お気軽にお申し付けください。
株式会社クリーブってどんな会社?
株式会社クリーブのホームページ
YouTube
note
TikTok
@cleave_official お絵描き楽しいですね✌🏻##capcut
♬ The Magic Bomb (Questions I Get Asked) [Extended Mix] – Hoàng Read